全国制覇トレーナーが語る「高校サッカーでのコンディショニング」第12回元トレ@オンライン

2021年2月28日(日)21:00~
第12回元トレ@オンラインを開催しました。

今回は「高校サッカーでのコンディショニング」をテーマに、運営の茂木トレーナーより、高校世代の特徴に合わせた指導法、体制作りについてお話いただきました。

選手を愛する気持ちを胸に、成長を助け、見守る

部員数が全体で約120名の大所帯
対するトレーナーは茂木さんただ一人…

高校生は心身の成長過程であり、否定してはいけない。
選手を愛し、成長を助け、見守ること。

自分の立場を明確にし、選手自らが主体性を持って行動できるようにする
そうすることでスタッフの負担は減り、チームとして成長する循環が作れる。

すべての選手を受け入れて、寄り添うことが大切だと茂木さんは語ります。

選手(生徒)の主体性を育てる

これは言葉ほどに簡単なことではない。

やはり相手は高校生、大人が「やれ!!」と言えば一見従うが、そこに学びが無ければ自発的な行動にはつながらない。

学びがあり、疑問が芽生え、それを周りに伝えていくことで協調性が生まれ、文化となっていく。選手自らが行動するよう促すためには、そうなる仕掛けを施す必要があり、全て与えるのではなく、考えて行動させたい。

特に毎日のコンディショニングでは、いかにして「セルフコンディショニング」を習慣化させるかが重要だ。

その点において、茂木さんは思慮を巡らし多大な努力を重ねてきました。
主に、毎日のコンディションチェック、体重管理、啓蒙資料の配布、フィジカル測定結果の120名個別フィードバックなど、チームの拘束時間外において準備を徹底されていました。

これらはトレーナーの業務として当たり前のことかもしれませんが、その当たり前に対する”こだわり”の違いこそトップチームで活躍するトレーナーならではなのかもしれません。

たくさんのご質問をいただきました!

今回は多くの方にご参加いただき、美しいパス交換(ディスカッション)を交わし、延長戦に突入する激熱な会となりました!

以下、話題に出た一部の質問を挙げておきます。
非常に濃かった!!

・サッカーにおけるスタッフの構成と役割
・日々のトレーニングメニューの一連の流れ
・トレーナーの視点から1週間の負荷をどうコントロールしていたか
・ドクター、治療院との連携で意識していたこと
・傷害予防の観点からW-up、メディカルチェックでは何をしたいたか
・ウェイトトレーニングの頻度
・啓蒙資料で最も効果的だったトピックは何か
・デイリーの個別コンディションチェックはどう処理していたか
・測定後の個別フィードバックについて
・高校サッカーにおいて、勝ちに行くor人を育てる、どちらを重視していたか

茂木さんには全てご回答いただきました。笑
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

次回は 3月28日(日)21:00

次回は3月28日()21:00より【 トレーナー、フィジーク競技者の2つの立場から語るダイエット
をテーマに開催します。

スピーカーにはアスレティックトレーナーであり、現役メンズフィジーカーでもある佐々木翔平トレーナーをお迎えします。

さらに、スポーツ現場で活躍する管理栄養士の方にもご参加いただいて、参加者とのディスカッションタイムも長めに取る予定です!

痩せるメカニズム、抑えておきたいポイントなど、食に関する不安を解消していきます!

ご興味のある方は下記ページをご覧ください。

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