「健康・ヘルシー料理」って本当に身体に良いの?」-YNコンディショニング12月号-

YNコンディショニングとは、横浜西口(YN)治療院内で刊行しているコンディショニング啓蒙資料です。お客さまへの情報提供ツールとして、他スタッフも活用できるようにしています。

今回は「身体に良い食事」について書きました。

YNコンディショニング
No.12「健康・ヘルシー料理」って本当に身体に良いの?」

「ヘルシー」に対するイメージ

近年、健康食品に関する特集をSNSやテレビ、スーパーなどの店頭でもたくさん見るようになりました。皆さんにとって「健康食品」とは、どのような食材・料理でしょうか?

そもそも「健康」の概念はその個人によって全く異なると思います。
年齢、性別、身体活動レベル、身体の特徴や病気など、その人の生活習慣によっても健康の在り方は変わるからです。

食に関しては、健康食品と同じように「ヘルシー」という言葉が良く用いられます。
ヘルシー(healthy)は広辞苑によると「健康的なさま。また、体によいこと。」とあります。

個人によって健康の在り方が異なるのならば、ヘルシーな食材・料理もその個人に応じて異なるはずです。

しかしながら、一般的にヘルシーが差すのは低カロリー、減塩、ビタミンやミネラルなど栄養が豊富な食材といったイメージが強いように感じます。果たして、ヘルシーと呼ばれるその食材・料理は、自分自身にとって健康的なものなのでしょうか。

それぞれの「ヘルシー」

ここで例に挙げるのは、よく知られている「ベジタブルファースト」という食事方法です。
野菜を先に食べるのは自分にとってヘルシーなのでしょうか?

簡単に説明すると、食物繊維が多く含まれる野菜を先に食べることで、血糖値の上昇を緩やかにし、脂質の吸収を抑えて排出させやすくするという効果があります。また、脂肪蓄積作用のある GIP ホルモンの分泌を抑え、体脂肪増加を防ぐことにも繋がると言われています。

ダイエット、生活習慣病の予防をしたい方にとって効果的である健康食事法であると考えられます。

反対に「カーボファースト」という食事方法があります。
カーボとは、いわゆるご飯やパンなどのデンプン・炭水化物を意味します。

効率よくエネルギーを吸収することが出来るので太るイメージがありますが、成長期のお子さま、骨格筋を強くしたいアスリート、筋力を維持したいご高齢の方においては、効率よくエネルギー源を確保するためにも、ご飯などの糖質から「カーボファースト」で食べる方が好ましいと考えられます。

ついでに「乳製品」においても昨今様々な議論がなされるところですが、栄養素の観点からすると乳糖・乳タンパク・乳脂質などの栄養成分が豊富な食材です。
カーボファーストと同様に考えると、【制限する or 積極的に補う】という選択はその人が求める健康の在り方によって異なります。

これは健康だ!!
と世間一般に言われていることでも、そこには必ず理由があり、万人に当てはまるものでは無い場合があるようです。

食事の基本はシンプルに

「身体に良い」とされるものは世の中に沢山あります。
しかしそれらを全て補い、最大化することは困難だと思います。

大事なことはいたってシンプルであり、バランスです。
一食の全体感をみて、足りないものは補い、一つのものに偏らないということです。

エネルギー源となるブドウ糖(ご飯やパンなどの主食)を食べて、適度なたんぱく質(大豆・魚や肉)を補給し、ビタミン・ミネラルが豊富な野菜もしっかり食べること。よく噛んで、欠食せず、ドカ食いをせず、お菓子や揚げ物など身体に悪そうなものを控えること。

基本はそのバランスを保つ中で、目的によって増減していきます。

しかし、好みには偏りが出やすく、仕事の環境や人付き合いなどコントロールが効かない場合もあるでしょう。まずはバランスの基準を作るために「自分にとってのヘルシーは何か」を知るために分析から始めることが重要です。

トレーナーとしての私に出来ることは、食においての自己分析やバランスを保つお手伝いをすること。
良いコンディションを保っていただくために、食事・栄養はとても大切な要素だと考えています。

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